Aです。早いものでもう2月も下旬に突入。
地元のcraft brewery, Troegsでは、この時期限定のビールが例年より一ヶ月ほど遅れてリリースされました。アメリカBest Beer50にも選ばれる逸品です。
毎年この時期は、ビザの更新やTax returnの手続きなど面倒な事が重なります。相変わらず一喜一憂の日々が続きますが、もうすぐ返ってくるABSITEの結果も気になるところ。
前にも触れたことがありますが、毎週開かれるチーフレジデントミーティング。PGY-4/5が集まってプログラムディレクター達とさまざまな議題について話し合います。ただ、実際は雑談が8割といったところでしょうか?建設的なことはほとんど生まれないためかなりの頻度でパスしているのですが、今週は自分がローテーションしている外傷・救急外科の当直体制を一新する案がディビジョンチーフから提案されるということで出席することに。
内容としては、喜んで賛成できるものではありませんでしたが、決してひどいものでもなく、まぁいいか、と思っていましたが・・、
当プラグラムでは、4年目がローテーションすることになっている外傷・救急外科ローテーションの当直に月1日だけ5年目レジデントがカバーする(6月までの残りの4ヶ月間で各自一回のみ)という案に5年目レジデントのひとりが、
”ただでさえ自分のローテーションで週末の当直が月2回あるのにこんなの不公平だ!”と猛反対。
”休みはその分、平日にとれば問題ないはずだが、”というプログラムディレクターに対して、
”その分、手術経験が減ってしまうじゃないか!”とこれまた反論。
っていうか、残り4ヶ月間のうち、1日休むだけでどれだけ手術経験に影響がでるの?普段は興味のない症例はどんどんジュニアレジデントに症例を譲っているのに・・。
その後も皆が、あーだこーだ、ここが気に入らない、そこをもっと変更できないかなど、まぁよくもそこまで図々しいことを平気で言えるなーと感心していまうくらいの"Complain"のオンパレード。
結局、この案は棄却された。
翌日、外傷・救急外科部門のアテンディングたちとこの話になり、ひとりが、
”いつから一般外科レジデンシーに民主主義が導入されるようになったんだ!”と激怒。他にも、
”自分がレジデントの時にそんな事言ったら即クビだっただろうな”とのコメント。
上記のようなプログラム≦レジデントといった構図が生まれる要因としては、各プログラムがACGMEの厳しい監視下に置かれており、”週80時間労働ルール”に代表されるようなregulationを破れば、即プログラムが閉鎖の危機に追い込まれるという事実があります。
もし、プログラムに不満を抱えているレジデントが、ACGME RRCに、”うちのプログラムでは、勤務時間のviolationが日常的に起こっており、プログラム側もこれを黙認している”、という内部告発をすれば、そのプログラムは存続の危機にさらされます。
現在のシステム(特に大学病院プログラム)では、レジデントがアテンディングを
辞職に追い込む事も可能なくらいのチカラを持っている事は明らかです。
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